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How to read / 研究の読み方

数字のうしろで、何を言えるか。

サイトの記事は、研究を「答え」ではなく「対話の補助線」として扱います。 ご自身で評価するための視点をまとめました。

相関と因果を分ける

「AとBが関連している」は「AがBの原因」を意味しません。性格と空想頻度の関連なども、因果ではなく相関です。

本サイトの記事は、関連を断定ではなく対話の補助線として扱います。

  • 「〜が原因」という表現に出会ったら、研究は因果を言っているか確認する

サンプルサイズと対象

何人を調べたか(サンプルサイズ)で、結論の頼りやすさが変わります。少人数の研究は仮説の提示に近いです。

対象の年齢層や関係の状況によっても意味が変わります。

  • 「多くの人」という表現の根拠になった人数を確認する

自己申告の性質

多くの親密性研究は、回答者自身の申告に依拠しています。記憶の揺らぎや、答えやすい方向への偏りが含まれ得ます。

  • 「調査で分かった」が、実は申告ベースであることを見落とさない

横断研究と縦断研究

ある時点の調査(横断)は「今の状況」を示し、長期の追跡(縦断)は「変化の様子」に強いです。

「〜が将来どうなるか」を言うには、縦断や実験的証拠が望ましいです。

  • 一時点の調査から、将来の変化を読み過ぎない

preprintと査読済み

preprint は専門家による査読を経ていない原稿です。査読済み論文より暫定的に扱います。

本サイトでは、preprint を査読済みのように扱いません。

  • 「最新研究」が preprint なら、まだ結論段階ではないと読む

日本への一般化

海外のサンプルで見られた傾向を、そのまま日本語圏の関係に当てはめるのは慎重であるべきです。

文化差や設問の翻訳、サンプルの偏りを残して読みます。

  • 「欧米の研究だから日本でも」と飛躍しない

ニュース見出しの誤読

メディア見出しは強い表現になりがちです。元の論文や要旨へ遡り、何を調べ何を言えたのかを確認します。

  • 見出しの「〜の効果」が、実際は相関や仮説に過ぎない場合がある

このサイトの立ち位置

本サイトは医学的・心理学的診断を提供するものではありません。記事は書き手の観察と、 公開されている研究・公的資料への参照に基づく、自己理解のためのノートです。 苦しくなる場合や、緊急性があれば、信頼できる人や専門の相談窓口へつなぐことを優先してください。